1949-05-20 第5回国会 衆議院 決算委員会 第15号
從つて、復金についてはきめるのは日本側であつたけれども、見返り資金については実体的にきめるのはむしろ関係方面できめるといつた方が適切ではないかと思います。その意味において業者は相当動きが違う。
從つて、復金についてはきめるのは日本側であつたけれども、見返り資金については実体的にきめるのはむしろ関係方面できめるといつた方が適切ではないかと思います。その意味において業者は相当動きが違う。
從つて復金貸付金の回收は慎重に行われなければならないと思います。 次に貿易見返り勘定の使用についてでありますが、われわれはこれに大きな関心を持つておるのであります。貿易見返り勘定の設定が本予算の一つの大きな特徴でありまして、この使用方法のいかんが、日本経済に対しましてデフレーションの傾向を與えるかどうか、決定的な影響を持つと考えられるからであります。
一切復金債券の発行も認められない、從つて復金の今年度の貸出し能力は、これはもう微微たるものであると申してもよろしいと私は思います。建設公債も地方債も同様になる、公共業費も極度に削られてしまつた。いわゆる積極的な復興計画の遂行に対し、手を縛り足を縛ることとなつてしまつた。まさに設定されんとする為替レートの問題も、いつになるかまだ見通しがつかないという商工大臣のお話であつた。
從つて復金当局で一つ御調査を願つて、そのことを十分誠意を持つて御報告を願いたい。同時に適当な機会に一つ復命、大藏省並びに当委員会と御懇談申上げて善後処置が適当にできますような、そういう機会をお作りになることを、賛成いたします。
その際復金側の者の意見が、多勢と申しますか、多数決であそこできめられる関係から弱く、從つて復金の意見が強く出られなかつたということがあつたのじやないかと思います。
從つて復金の理事長というものはロボツト的存在であつたというても、私は過言ではないと思います。ところでこの機会にここに北代理事長もお見えでありますので、今まで過去の経驗を通してどういうような弊害があり、あるいはまた今の暫定改組案に対するところの復金の理事長の立場における御感想というものを、この機会に承れれば、仕合せと思います。
從つて復金においても只今回収については努力いたしております。回轉率が早い遅いというようなことを考えましたのでは普通金融機関と同一になります。さようなことはございませんけれども、これは回収については、苟くも國民の油汗で仕事をして増資に増資を重ねて來たものでありまして、國の復興のために必要なああいうリスクの高い仕事をやつておる場合に回収に努力することは当然であります。
從つて復金にからむいろいろ融資の事態が起つてくることは御承知の通りである。一千万円を無保証、無担保で貸しておるという点について、われわれは強く追究している。ところが北村君の証言とあなたの証言とは根本的に食違つている。そこで念のためにこれは明確に聽いておきますが、將來において言葉のあやなどと言わずに、親和銀行とは関係がないということは断じてあり得ませんね。
從つて、復金インフレを抑えようとするならば、先ず政府が債務政策と労働対策を確立する必要がある。それなくして、復金インフレというものを抑制することは困難だと思うのであります。價格政策につきましては、勿論價格を引上げて、そうして復金からの赤字金融を減らせと、そういう意味ばかりではありません。
從つて復金債の期限の到來と、復金の貸出金の回收とがうまくいかないというような点は、これは復金それ自体の本來の性質から考えまして、やむを得ない時間的な距離が起つてくる。しかしそれはそれとして、いやしくも復金において回收すべきものは回收しなければならぬ。
ところが危險はいくらおかしてもかまわぬ、おかしつぱなしということになつては相なりませんので、從つて復金融資につきましては、復興金融委員会がありまして、これは日本銀行を初め関係当局が出ておりまして、從つてたとえば復金で融資をいたしましても、現下の事情において運轉資金ならば、これがほんとうに材料の仕入れができるかどうか、その材料はどこから買うのかというようなことがなければ、いたずらに資金を貸したのでは、
從つて復金あるいは復金に代る農業特殊の復興金融金庫というようなものをつくる場合を想定いたしますと、まずそれが財政で見るベきものではない、金融でやるベきものであるという範疇に、いずれにしてもこれを止めなければならぬというふうに考えまするが、同時にもし相当金融で見るということで、特殊の機関をつくるということになりますると、その資金の需要額は相当厖大なものでもあり、またつくりました以上は、思い切つて金を出
從つて復金の實質的な誕生は一昨年の八月になるわけであります。しかし興業銀行時代ではあまり大した活躍はいたしておりません。この復金が設立されました時に、復金に勘定を引繼ぎましたのでありますが、その時四十一億程度の融資をやつておりました。
從つて復金の融資いかんによつて、企業の消長が緩急を生ずる。また復金によつて、その企業の死命を制せられる生殺與奪の権を握つておられるという重要な関係があるのであります。從つてこの復金の融資及び運営ということにつきましては、この上とも十分愼重に復金設立の目的に副うように運営せられんことを希望するのであります。
從つて復金から借りますものは事業資金でもありますし、また御承知のように一旦政府から拂下げを受けまして、それを消費者に配給しますこの期間はそう長くはないのであります。消費者から主食の代價が返つてまいりますれば、以降は大體同じ車をもつて囘轉ができるわけでありです。
從つて復金の資金を投じておるということは、これは復興金融金庫法において商工大臣を主務大臣としてその業務を監督しておるのでありますので、金融につきまして特に命令事項を置くという必要性はないと、かように考えまして、協力命令は金融以外の面に限定した次第であります。